平標山　難易度：☆☆☆☆☆

駐車場（60分）鉄塔（50分）松手山（55分）一ノ肩（20分）平標山頂上（15分）お花畑鞍部（20分）頂上（30分）山の家（50分）林道(45分)

 

鉄塔付近からつつじと苗場山を望む	松手山からの稜線漫歩。右奥が平標山。なだらかな尾根道が続いていく。
ハクサンチドリ。この花は結構好きです。	頂上から仙の倉岳と遠く谷川岳方面を望む
鞍部から平標山方面を望む。	左の道の両側にはチングルマやハクサンコザクラのお花畑が大群落。

 

今日は子供が野球。そのため、一人での登山となった。天気もいいようなので新潟県の平標山に出かけることにした。朝4時30分に出て、高速を乗り継ぎ苗場スキー場より、ちょっと先の登山口駐車場に着いたのが7時半、駐車場には結構車が止まっていた。天気もいいし、高山植物も見ごろということでかなりの人が訪れているようだ。日帰りで手軽に登れるが標高差は1,000mを超え結構、ファミリーハイキングにはきついかもしれません。

 

準備をして8時に出発。天気がいいのでちょっと暑い。松手山経由で登ることにした。橋を渡るとすぐに登山口。登山口からはすぐに急登が始まる。体がなれるまでゆっくり登っていく。1時間ほどで鉄塔に到着。鉄塔があるので少々見晴らしがよくちょっと休憩。休憩後はすぐにまた登りが始まる。山つつじが咲いている。見晴らしもよく苗場山が近くに見える。40分ほどで森林限界の上に出ると松手山に到着。ここからは稜線散歩。多少登りが急なところがあるが、見晴らしが良い。上部になってくるとハクサンイチゲの群落を所々見られる。他にハクサンチドリやヨツバシオガマといった花が見られる。久しぶりの高山植物に写真を取りまくりながら、進んでいく。40分のコースタイムのところを50分かけて一の肩に到着。ここからは急な登りもなく、楽しみながら進むと平標山に到着。頂上からは仙の倉岳やその奥には谷川岳が望めた。

 

ここから仙の倉岳への縦走も考えたが、雲が出てきて天気が怪しくなったので鞍部のお花畑を楽しみながら食事を楽しむことにした。鞍部まで降りるとチングルマやハクサンコザクラ、ハクサンイチゲが大群落となって咲いており花の名山にふさわしいお花畑だった。ご飯を食べながら花と風景を楽しみ、頂上に戻って下山することに。以前はトラバースする道もあったが植生保護のため通行止めとなったようだ。通行止めと書いてあるのに同道と通っていく人がいるのには驚いた。

 

頂上からは木道の階段を山の家まで降りていく道だ。親切に長い距離続いているが、登りに使うと結構大変そうだ。山の家は宿泊とトイレ、水場、売店等があり大休止にちょうどいい。ここからは樹林帯の下りとなる。40分ほどに林道に出て、あとは林道を50分ほど歩くと駐車場に戻る。結構最後の林道が長くつらい。

 

下山後の温泉は猿ヶ京温泉がいい。テルメ国境は手軽な値段で入れる。スキーの季節ではないのですいていた。掛け流しがいいというのであれば猿ヶ京温泉センターがいいようだ。でも、1,260円もするので私はやめてしまった。（笑）